キングダムの出てくるキャラの中でも秦の中華統一のキーパーソンの1人となるのが、蒙恬ですね。蒙恬は蒙一族のせがれでおぼっちゃまですが、エリートという感じはなく、ゆるい感じが魅力的です。信にも好意的に接していて、3人の中でも潤滑油という印象ですね。今回はそんな蒙恬について、漫画では女っぽいイメージですが、史実ではどうなのか?信と王賁、羌瘣や貂との関係はどうだったのか解説します。
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蒙恬は女でかっこいい?史実での描かれ方は?
蒙恬が漫画で出てきたのは、王騎将軍が死に、趙国と同盟を結んで、魏の山陽取りを目指して開戦した魏との山陽の戦いですね。その山陽の戦いでは、開戦当初は武功を挙げようと争っていた三隊が強敵の廉頗四天王 輪虎を打つべく協力して立ち向かう姿がありました。
蒙恬のじいちゃんの蒙驁も死に際に言っていましたが、三隊は協力し合いながら(時にはいがみ合うこともあっても)強くなっていきなさい、と。史実でもそうですが、この3人が大将軍になって秦の中華統一に大きく貢献することになります。
ということで、蒙恬は間違いなく大将軍になります。漫画やアニメでは女みたいな容姿で描かれていて、性格も飄々としたつかみどころのない感じですが、史実での顔はこんな感じ。
男前ですね。イケメンであることは同じですが、どっちかというとワイルド系ですかね。性格はわかりませんが、戦が強そうだというのは伝わってきます。
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ちなみに蒙恬は史実において、前224年の戦いの前の記録がありません。ということで、山陽の戦いや合従軍との戦いに出ていたかどうかは定かではありません。おそらくですが、目立った戦果を挙げられなかったので、史実では記録が残っていないのでしょう。
224年というのは大きな戦いで、李信の副将として楚の攻略に挑むが、不意をつかれて大敗。将校を7人失うほどの大敗でした。こんな大敗をしても斬首にならなかったのは、それまで蒙恬と信が始皇帝からの信頼が厚かったからでしょう。
その後、蒙恬は斉の討伐戦に参加。天下統一後も匈奴の討伐によるオルドス地方の獲得、長城を築くなど秦国に多大な功績を残したが、始皇帝の死後、趙高の謀略により自殺に追い込まれてしまったと言われている。(弟の蒙毅も自殺に追い込まれ、蒙一族は絶たれたと言われている)
ここまで見てくると、敗戦はあったものの秦国に多大な貢献をしてきた蒙恬がこうもあっさりと死に追い込まれてしまうのは残念です。史実を見る限り、あまり大きな戦での功績がなかったのは少し寂しいなと思います。
今後原先生が蒙恬をどのように描いて、信や王賁とのパワーバランスをどのように考えているのかは注目ですね。
最後にアニメの三隊共闘の話。こんな感じで中華統一して欲しい!
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