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信と始皇帝です。

今週もキングダムのネタバレ予想495話と494話「地下牢の賢人」をレビューしていきたいと思います。前回の493話では新たな飛信隊のメンバーが加わりました。弓兄弟の仁と淡は楽しみですね。特殊弓部隊なるものができるかもしれません。それを受けて、咸陽で新たな動きがあるようです。494話を見ていきましょう!

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キングダムの494話「地下牢の賢人」

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夜陰に紛れ、警固たる場所へ現れた昌文君。秘匿された訪問先で待つものは!!?

咸陽内の某所

佐丞相様!?なっなぜこのような所に

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昌文君:非公式だ。他にもらすな。地下の見張りも外に出せ。しばし奴と二人で話をする

場面は少し遡る

蔡沢様・・・蔡沢様ァっ

肆氏:国葬並みのでかい葬儀だな。まァ蔡沢様のこれまでの功績を考えれば当然と言えば当然か。

昌文君:六国全てから弔辞も届いている。おまけに長年出向されていた燕とは同盟の段取りもすませていたそうだ。

肆氏:秦国のために最後まで置土産をしていかれるとは敵対していた「呂氏四柱」の一人だったとは言え、立派な「国士」であった。

昌文君:いや・・・本当に大きな置土産はやはり斉王と大王様の会談だった。蔡沢様は自分の死期を悟って何とかこと切れる前に強引にでも斉王と大王様を引き合わせたのだ。そして・・・

政:「法」に民を治めさせる

昌文君:肆氏・・・お前は憎々しい奴だが文官としての才能と経験は儂よりはるかに上だ。

肆氏:「憎々しい」は今必要だったか?

昌文君:そこで正直に教えてくれ肆氏。「法」についてお前が秦国内で第一人者という認識であっているか?

肆氏:あっている。と言いたいところだが大間違いだ。

昌文君:やはり・・・奴か。

肆氏:ああ。「法の番人」の異名は伊達ではない。

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李斯 奴こそ「法」の化物だ

李斯:何の用だ。こんな汚物臭のする地下牢。丞相お来る所ではないぞ。

昌文君:蔡沢様が亡くなられた。

李斯:聞いている。用がすんだら失せろ。貴様が思っている程俺は暇ではないぞ。

昌文君:李斯何をしている・・・

李斯:もはや呂氏四柱としての立場は消えた。俺は今純粋なただの「法家」だ。法家は法学書を読み、新しき法の草案を考えるものだ。

昌文君:その新法を施す日がお前に来るとでも思っているのか李斯。

李斯:俺に来ずともよい。俺が死んでもお前が死んでも法は生き続ける。成長をとげながらな。法とはそういうものだ。

昌文君:蔡沢様は最後・・・儂に新しい宿題を置いていかれた・・・蔡沢様は恐らくあの会談がああいう話になると予見しておられた。だからあの場に昌平君ではなく、この儂を留めて話を聞かせたのだ。

李斯:何の話だ。

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昌文君:「法の話だ」。秦は六国制覇した後、「法」が支配者となり、全中華を治める法治国家を作り上げる!

李斯:全中華を治める法治国家。蔡沢様がそう言われたのか。

昌文君:大王様だ。

李斯:何っ!?

昌文君:大王様がおっしゃることが大いなる「答え」であることは分かる・・・分かるがその中華を治める「法」がどういうものなのか、いくら考えても儂にはその片鱗すら見えてこぬ・・・・・・!!

李斯:だろうな。中華を一国とした法治国家。お前のしゃべっていることは法家の真髄に触れている。お前如きの理解が届く所ではない。

昌文君:ではお前には見えるというのか・・・中華を治める「法」の姿が・・・

李斯:ああ見える。ぼんやりとだがな。

昌文君:ならばそれを今言ってみろ。ぼんやりとでもいいその法の姿とは一体どんなものか。

李斯:お前に教える義理があるのか?

昌文君:ない。ないが教えろ。先程自分でもう純粋な法家だと申しただろうが。

李斯:中華を統一できたと仮定し、そこで単純に国民が増えたという認識で法作りに入ると大失敗に終わる。なぜか分かるか?

昌文君:そ・・・・・・それは新しく増える国民が・・・それまで戦っていた敵国の人間・・・だからだ。

李斯:違う。文化形成が違うからだ。文化形成!?六国それぞれに文字も違えば秤りも違う。貨幣も違えば思想も違う。

昌文君:思想

李斯:とくに中原の儒家思想は厄介だ。中原では法より上に儒家思想がくる。つまり、本当の法治国家にするのなら「法」と「思想」の戦い、「法家」と「儒家」の戦いが勃発する。

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李斯:フッまあいい。そこに終始すると他に足元をすくわれる。儒家も数ある障壁の一つにすぎぬ。とにかく中華を治める法とはこれ程にバラバラの異文化を持つ六国の人間達を一つにするものでなければばらぶ。ではここでお前に一つ聞こうか昌文君、そもそも「法」とは何だ?言ってみろ昌文君。

昌文君:法とは刑罰をもって人を律し、治めるものだ・・・。

李斯:馬鹿な!刑罰とは手段であって法の正体ではない!

昌文君:で では・・・法とは何なのだ李斯。

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李斯:「法」とは願い!国家がその国民に臨む人間の在り方の理想を形にしたものだ!統一後、この全中華の人間にどうあって欲しいのか、どう生きて欲しいのか、どこに向かって欲しいのか、それをしっかりと思い描け!それが出来ればそこから自ずと法の形が見えてくる。

昌文君:これが「法の番人」李斯。

李斯:むろんその先が大変なのだがまずはそこからだ。

昌文君:やはりそうだった。

李斯:気概をもってやれ。愚かな国民に不幸を撒き散らす・・・。

昌文君:蔡沢様があの場に儂を同席させた理由は儂に気付かせるためだったのだ。統一後の世のためにはこの男の力が必要だと!!

李斯、頼むお前の力を貸してくれ!!

キングダムの495話に続く・・・

キングダムの495話のネタバレ予想「李斯はどう動くか?」

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託された想いの為、描かれた未来の理想の為、一心に熱意を伝える。李斯の心は動くのか・・・!!?

前回のお話とは打って変わって咸陽内での動きでした。李斯とはどんな人物なのか改めてまとめてみたいと思います。それがネタバレにつながりますので・・・。

wikipedia 引用

の北部にある上蔡(現在の河南省駐馬店市上蔡県)の人。

若い頃は小役人として楚に仕えていた。その折、李斯は厠のネズミと兵糧庫のネズミを見比べて資質の違いに気が付く。糞尿を食らうネズミは常に人影におびえるのに対し、兵糧をたらふく食らうネズミは人を恐れない。その振る舞いに「人はその居る環境だけで、賢さなど価値が決まってしまうのか」と嘆き、儒家の荀子の門を叩いた。同門にの公子・韓非がおり、共に荀子から学び、秦に入って呂不韋食客となる。呂不韋からその才能を絶賛され、推薦を受けて秦王政(後の始皇帝)に仕え、その近侍になった。

李斯は政の命令で他国に潜入し、各国の王族と将軍の間の離間を行い功績を立て、客卿(他国出身の大臣)となった。

紀元前237年、順調に出世していた李斯だが、この頃に嫪毐ろうあいという他国出身者が反乱を起こしたために、秦の国内で他国出身者の評判が悪化し、やがて他国人の追放令(逐客令)が出た。事態に苦慮した李斯は、政に嘆願書を出して追放令の撤回を求めた。この「諫逐客書」は実に理路整然とした名文で、後に文選にも収録されているほどである。政もこの名文に感じ入り、追放令の撤回を決めた。

実力者の呂不韋が自決した後、政は一層李斯を信頼するようになる。しかし、かつて李斯の同門であった韓非の著作である『韓非子』を読んだ政は感心し、「この作者と親しく出来るのなら、死んでも悔いは無い。」と言う程に傾倒していく。もし韓非が登用されてしまえば、自分の地位は危うくなる。そう考えた李斯は政に韓非の讒言を吹き込んで投獄させ、さらに獄中にある韓非に毒を渡して有無を言わせず始末した。

こうして、ライバルを蹴落とした李斯は、秦の富国強兵政策を積極的に進め、紀元前221年に遂に秦は中国を統一し、政は始皇帝となった。

秦の統一後、丞相王綰御史大夫馮劫ら重臣は始皇帝に、の制度である封建制を採り入れ、始皇帝の公子達を各地のとして封じるようにと進言した。だが、李斯はそれに猛反対して、周が何故滅んだかの理由を具体的に述べた上、一層強い集権統治である郡県制への移行を説いた。また、政治に無用の批判を行う学者達の著書を集めて焚書を行うように進言した。

紀元前210年の秋7月に、始皇帝が巡幸の道中で崩御した。始皇帝の遺勅は「太子の扶蘇に後を継がせる」というものだったが、李斯は宦官趙高と共に偽詔を作成し、始皇帝の末子で暗愚な胡亥を二世皇帝として即位させ、扶蘇を自決に追い込んだ(一説では李斯は趙高に恫喝されて、胡亥の帝位をしぶしぶ認めたといわれる)。

始皇帝の死で基盤が揺らいだ秦帝国だが、苛斂誅求の弊は改まらなかった。翌年から陳勝・呉広の乱を初めとして反乱が続発し、国内は大混乱になった。しかし暗愚な二世皇帝は遊び呆けて、宮廷の外の状況を知らない有様だった。李斯は右丞相馮去疾や将軍馮劫と共に、阿房宮の造営などの政策を止めるよう諫言したがかえりみられず、馮去疾と馮劫は結局、自害した。

それでも李斯は諫言を重ねたが、かえって皇帝の不興を買い、さらに趙高の讒言で疎まれ、追い詰められていった。紀元前208年、ついに李斯は捕らえられる。凄惨な拷問に耐えられず趙高が捏造した容疑(楚の項梁の軍勢に討ち取られた李斯の長男で三川郡守の李由が生前楚軍と内通していたという罪)を認め、市中で腰斬(胴斬り。受刑者を腹部で両断し、即死させず苦しんで死なせる重刑)に処され、生涯を終えた。その時に李斯は並んで刑場に引っ立てられた次男に対して「わしは故郷の上蔡で、猟犬を連れ、お前と兎狩りによく出かけた。また狩に出かける夢は、もう適わないのだな」と無念そうに述べたという。李斯の息子は始皇帝の皇女を娶り、彼の娘は始皇帝の公子に嫁いでいたと伝わるが、一族は全て殺され、根絶やしとなった。

李斯は法家理論の完成者・韓非に対して、法家の実務の完成者とされる。李斯は韓非を謀殺した事や偽詔で扶蘇を殺した事、他にも儒者を徹底的に弾圧した焚書坑儒に深く関わったため、後世の評判は非常に悪いが、秦の中国統一において最も大きな役割を果たしていた。司馬遷も、史記において李斯が道を誤らなければその功績は周公召公に比肩したであろうとしている。

 

李斯は最後は悲劇的な死に方ですが、間違いなく法を用いて中華の基盤を作った人物ですね。これは昌文君の説得がうまくいって、今後の始皇帝(政)を支えていく存在になるでしょう。

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