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信と始皇帝です。2週間ぶりのキングダムです。今回は離眼の悲劇について語られます。

あれだけの強さを見せつけた紀彗の武勇が中華に轟かなかった理由がわかります。

紀彗・馬呈・劉冬は昔からの付き合いなんですね。悲しい過去を見ていきましょう!

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キングダムの463話「離眼の悲劇」

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静かに語られる悲壮なる歴史。紀彗・馬呈・劉冬に深く刻まれる離眼の悲劇とは・・・!?

羌瘣:離眼の大人達が殺されたって・・・お婆

お婆:そうさねェ・・・あれはまだ離眼一帯が治まっていない頃、離眼の城主が・・・まだ先代の紀昌だった頃の出来事だ。

あの頃あの一帯は離眼と暗何という城が地域の覇権をかけて争っていた。王都邯鄲はこれをよくある地方勢力の小競り合いと思っていたようだが、実際は激しい戦争だった。

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力で圧政をひく暗何の唐寒、対局に善政で民に慕われ結束の固い離眼の紀昌。兵数で言えば暗何が倍以上、だが戦上手の紀昌と猛者ぞろいの側近衆・練兵された兵団の離眼はそれと互角に戦い、そして若き紀彗・劉冬・馬呈の台頭で戦局は離眼の方に傾きだした。

紀昌:何と・・・もう終わりそうだ。我らの援軍は必要なかったか・・・

離眼の兵士:我らも相当と思っておったが、どうやらあの三人はものが違うようですな城主。

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紀昌:ああ 親として嬉しい限りだ。

お婆:紀昌は劉冬・馬呈の育ての親でもある。死んだ腹心の子らだとか・・・故にあの三人は兄弟のように絆が深いと聞く。日々勢いを増す離眼に対し、暗何は決戦に打って出た。

それがこの辺じゃ有名な旦虎の戦いじゃ 離眼も全軍で挑んだが、財をはたいて周辺の兵を借り集めた暗何軍はそれの五倍はいたそうだ。

凄まじい戦いだったと聞く。奮戦した劉冬・馬呈も深手を負った。

だが、最後は五倍の敵をかいくぐった紀彗が自ら暗何の城主 唐寒を討ち取り離眼が見事に勝利した。

羌瘣:それが本当なら趙将紀彗は相当やる・・・

お婆:その時はこれで一帯に紀昌の善政が広がると喜んだ者も多かったろう。だが、長年続いていた離眼・暗何の因縁は旦虎の一戦では終わりとならなかった。

旦虎の戦いの後、唐寒の残軍を紀彗が追っている間に、軍 留守中の離眼城が落とされてしまったのじゃ。襲ったのは唐寒の子 唐釣であった。臆病者で旦虎に出陣せず暗何城に残っていた唐釣が城のわずかな衛兵を引き連れて急襲したのじゃ。

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離眼の城内にいた兵士は旦虎から帰還していた重傷兵のみ。中には馬呈・劉冬もいたそうだが二人ではどうにもならなかったろうて、とにかく離眼は落ち、城内にいた女・子供・老人全員が人質となってしまった。

そして唐釣はそれらの命と引き換えに紀昌と将校・兵の投降を追ったのだ。

離眼兵:なりません父上 行けば必ず殺されます こんな卑劣な手。唐釣は成人以下を見逃す条件をのんだ。これ以上はなかろう。

紀彗:どうした岳印。なぜ父上をお止めせぬ。行けばそなた達とて同じく命を・・・赫公も。

岳印・赫公:行かねば中にいる我らの子達が殺されまする。

紀昌:彗・・・女・子供を人質にして武将の首を取らんとする唐釣の下策をあえて受けることにしたのだ。我々は決して中央にもひけをとらぬ屈強な武将達であるが、儂は武将の前に離眼の城主であり、そして側近達は離眼の大人達だ。

紀昌:親が子供のために命をかけるのは当然のことだ。そしてその責を少々早いがお前に継いでもらわねばならぬ倅よ。

そうして人質交換となった。城主の紀昌が人質になった。泣く劉冬と馬呈、まあしょうがないですよね。

紀昌:お前達が生きていて天に感謝する劉冬 馬呈。彗を頼むぞ。そうじゃこれを返しておく。門出の意味を込めてな・・・。

王都邯鄲より派遣されし善満であるこの儀は朝廷の裁下の下で執り行われるものとする。つまり、この後 暗何は離眼の残兵・老人・女・子供への一切の手出しを禁ず。これを破らば朝廷に弓引くものとしてこの善満軍が武を持って裁きを下す。よいな!

李牧:邯鄲はもっと早く仲裁の軍を送るべきだった・・・そうか、あれが旦虎で唐寒を討った紀彗か・・・・

唐釣:縛り上げろ

紀昌:唐釣 倅達の命を助ける条件を飲んでくれたことは感謝するぞ。

唐釣:勘違いするな、同じ苦しみを味あわせるためだ。火を放てェっ

火が放たれて、離眼の大人たちは火に包まれていく。

紀昌:彗がこれより離眼の城主だ。若き父だ皆で支えよ。

離眼のみんな:心得ました。

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紀昌:離眼の子らを守り抜け 頼んだぞ 倅よ。

紀彗:必ず!

羌瘣:それが紀彗の名が外に広まっていない理由か・・・

お婆:その火刑で離眼は主だった大人達をほとんど失ったが紀彗様はたった五年ほどで離眼の力を復活させ次の三年で暗何も屈服させ一帯の盟主となったよ。善政をしいて誰も文句がないって話だ。

羌瘣:それで・・・その人形は?

お婆:これは離眼に古くからある風習の一つ 守り子。子供達がね 戦場に出る父達に贈るお守りみたいなものさ。

羌瘣:私を斬った劉冬って奴は三つ持ってたけど子供が三人ってこと?

お婆:そこまでは知らん。!?ってあんた劉冬に斬られたのかい!?まァいい。とにかくその紀彗軍は強い。かつて五倍の暗何軍を討った紀昌軍の時より今の方がはるかに強いって噂だ。さらに黒羊の先へ行かさんとする士気も高い。な・・・戻らずここにいた方がよいと思ってきただろう?

羌瘣:逆だよ。強敵ならなおさら仲間達の元に戻らないと。どんな相手だろうと。

黒羊三日目の夜は不気味な程静かにふけた。そして、この黒羊最大の激戦日となる四日目の朝焼けは血のように赤かったという。その主戦場となるのは紀彗軍の陣地である・・・。

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紀彗軍の強さが中華に名を轟かすことができなかったのは、暗何軍との争いの末、城主の紀昌や大人達を火刑で失ってしまったからなんですね。

離眼で善政を築き上げた紀昌の力があってこそ、今の離眼があるのですね。それだけの過去を乗り越えてきた紀彗軍は想像以上に手ごわそうです。

来週から黒羊戦四日目の戦いが始まります。桓騎がどんな罠を仕掛けているのか?そこに注目しましょう。

それではまた次週!!

 

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